こんにちは。
いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。
新宿高田馬場駅前おだぎ内視鏡・消化器内科クリニック
院長の小田木 勲です。
最近の記事では「便秘解消」や「便秘対策」など
「便秘」についてお伝えすることが多かったですが、
今回は「下痢」についてです。
便秘でお悩みの方からすると、軟便や下痢を羨ましいと
思うこともあるようです。
しかし便秘にしても下痢にしても、極端な症状は
対処が必要であると覚えておいてください。
実は下痢も"かなり危険"なんです!
便が出ているからといって安心してはいけない理由を
お伝えしますので最後までご覧ください。
◎下痢のメカニズムや原因を解説
下痢は便が通常よりも柔らかくなる症状で、
しばしば腹痛や吐き気を伴うことがあります。
便の形成に大きく関与しているのは大腸で、
食べ物が消化された後、ここで水分が吸収されて固形の便となります。
下痢は、大腸で水分がうまく吸収されなかったときに起こります。
◎下痢の原因とは
下痢には大きく3つのタイプがあります。
1つ目は分泌性下痢。
細菌やウイルス感染による腸の粘膜炎症が原因です。
2つ目は浸透圧性下痢。
浸透圧の高い物質が腸内に残ると水分吸収が阻害されて起こります。
3つ目は運動亢進性下痢。
ストレスや特定の食事で腸の動きが過剰になり、
十分に水分が吸収されないまま
便が排出されてしまうことによって発生します。
◎下痢のタイプ別対策とは
まず第一に、原因を特定することが大切です。
分泌性下痢の場合は感染症の治療が必要ですし、
浸透圧性下痢では食事内容の見直しが有効です。
運動亢進性下痢にはストレス管理も効果的ですので、
専門医の指導に従って適切な対策を取ることをお勧めします。
◎腸内フローラと下痢の関係性
腸内フローラのバランスが乱れることも下痢の原因になり得ます。
腸内には善玉菌と悪玉菌が共存していますが、
食生活の偏りやストレスによってバランスが崩れると
悪玉菌が優勢になり、消化不良や腸の炎症が引き起こされることがあります。
腸内環境を整えるには栄養バランスの取れた食事と規則正しい生活が欠かせません。
◎まとめ
下痢は複数の要因によって引き起こされる症状で、
便が出ているからといって安心するのは危険なのです。
下痢が続く場合には、専門の医師に相談し、
原因に応じた適切な対策を講じることが重要です。
当院では▶︎下痢専門外来◀︎を設けております。
長引く下痢症状でお困りの方はぜひご相談ください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
気になる症状は放置せずお気軽にご相談ください。
皆様のご受診お待ちしております。
ご不明点やご質問はいつでもお電話にて受けつけております。
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