こんにちは。
いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。
新宿高田馬場駅前おだぎ内視鏡・消化器内科クリニック
院長の小田木 勲です。
寒い季節になると、腸の動きが鈍りがちになり、便秘に悩む方が増えます。
そんな方におすすめしたいのが、「大根と梅干し」を使った便秘解消法です。
この組み合わせは、昔から「梅流し」として親しまれており、自然な形で腸内を整える方法として効果が期待されています。
◎大根と梅干しの便秘解消効果
・大根
大根には、不溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸内の水分を取り込むことで便を柔らかくし、排出しやすくしてくれます。
また、消化酵素のアミラーゼが豊富で、胃腸の負担を軽くし、消化を助ける働きがあります。
寒い季節に旬を迎える大根は、栄養価も高く便秘解消にぴったりの食材です。
・梅干し
梅干しには、クエン酸、植物性乳酸菌、マグネシウムなどが含まれており、腸内を自然に刺激し、ぜん動運動を促進する働きがあります。
梅干しに含まれるクエン酸は腸を温めて血行を促し、マグネシウムは腸内に水分を引き込み、便をスムーズに排出する効果も期待できます。
◎「梅流し」の実践方法
「梅流し」とは、大根と梅干しを煮込んでできる「煮汁」を飲むことで、腸内に溜まった便をスムーズに排出する食事療法です。
便秘でお悩みの方は、夕食の一部を梅流しに置き換えるだけで腸内環境が整うことが期待できます。
◎梅流しの作り方
① 大根を一口大に切り、たっぷりの水で柔らかく煮ます。
②煮えたら梅干しを加え、軽く崩しながらさらに煮込みます。
③煮汁をゆっくりと飲み、必要に応じて大根も食べます。
◎おすすめのタイミング
夕食を梅流しに置き換えると、寝ている間に腸内がゆっくりと整えられ、翌朝スムーズな便通が期待できます。
また、無理なく1日1回の置き換えから始められるので、手軽に続けやすい方法です。
◎まとめ
「梅流し」は、大根と梅干しを使って自然に腸内を整える方法で、特に冬の便秘に効果的です。
寒い季節は腸も冷えがちになるため、体を温めながら便秘を改善できるこの方法をぜひ試してみてください。
腸内環境を整えることは、体調全体の改善にもつながります。
便秘に悩んでいる方は、この冬から「梅流し」を習慣に取り入れ、快適な毎日を目指してみましょう。
健康な腸を維持するためには、日頃から腸に優しい生活を心がけることが大切です。
便秘は放置していると危険です。
また自己判断での便秘薬の服薬もリスクが伴います。
便秘でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
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