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【医師解説】症状別おすすめ整腸剤|便秘・下痢・膨満感に効く腸活法

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こんにちは。
新宿高田馬場駅前おだぎ内視鏡・消化器内科クリニック
院長の小田木 勲です。

いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。


胃腸の専門家であり、消化器内科専門医、
内視鏡専門医というお腹の専門家の観点から、
今回はみなさんに「症状別のオススメ整腸剤」
テーマにお話したいと思います。

腸内環境を整えることは日々の健康に直結するため、
正しい選択が重要です。

ぜひ最後までご覧ください。

 

◎整腸剤の役割と適した症状

整腸剤は、腸内の善玉菌を補い、悪玉菌を減らすことで腸内のバランスを整えます。

そのため、下痢や便秘、消化不良、お腹の張りなどさまざまな症状に効果が期待できますが、便秘薬とは違い、整腸剤には即効性はありません。

腸の状態を整えることにより、徐々に便通をスムーズにし、腸内環境を改善するのが整腸剤の役割です。

 

◎整腸剤を選ぶポイント

症状や体調によって、必要な整腸剤は異なります。

以下のポイントを参考にしてください。

 

*下痢や便秘が続く場合

整腸剤は腸内フローラのバランスを整え、便通の乱れを改善するサポートをしてくれます。
ただし、便秘がひどい方は便秘薬と併用しながら整腸剤で腸内を整えていくと良いでしょう。

 

*お腹の張りや膨満感が気になる方

ストレスや食事の偏りで腸が弱っている方にも整腸剤は効果的です。

整腸剤で善玉菌を増やし、腸の働きを正常化することで、膨満感が和らぐことが期待できます。

 

*消化不良や胃もたれがある方

整腸剤は、胃腸が弱っている際にもおすすめです。

消化酵素が含まれている整腸剤は、消化を助け、腸内環境を整えます。

 

◎整腸剤の効果を上げるポイント

整腸剤を効果的に使うためには、1日3回、毎日飲み続けることが理想です。

また、整腸剤の効果が現れるには最低でも4週間の継続が必要です。

さらに、整腸剤の善玉菌を活かすためには、フラクトオリゴ糖などのプレバイオティクスを一緒に摂ると良いでしょう。

これにより、整腸剤の善玉菌が腸内で増えやすくなります。

 

◎整腸剤での注意点

整腸剤には副作用が少ないため安心して使用できますが、症状の改善が見られない場合は、自分に合わない菌が含まれている可能性もあります。

その場合、別の整腸剤を試したり、医療機関で相談することをおすすめします。

 

◎まとめ

整腸剤は、症状に合ったものを選ぶことで効果を発揮します。

下痢や便秘、消化不良、膨満感といった症状が気になる方は、整腸剤の力を借りて腸内環境の改善を目指しましょう。

改善が見られない場合や長く症状が続く場合は、医師の診察を受け、適切な治療を受けることが大切です。

 

日々の健康を保つためにも、腸内環境を整え、快適な生活を送りましょう。


⭕️便秘・下痢・腸の不調でお悩みなら、私たちにご相談ください。
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