皆さん、こんにちは。
新宿高田馬場駅前おだぎ内視鏡・消化器内科クリニック
院長の小田木です。
いつも当院をご愛顧くだささり、ありがとうございます。
今回は冬に悪化しがちな便秘の原因と、その対策についてお話ししたいと思います。
寒い時期ならではの便秘対策を取り入れ、腸内環境を整えましょう。
◎冬に便秘が悪化する原因◎
冬は寒さの影響で起きやすくなる便通の悪化には以下のような要因が影響しています。
① 水分摂取量の減少
寒い時期は喉の渇きを感じにくく、気づかないうちに水分不足になり易いです。
特にマスクの使用も相まって、口や鼻の乾燥に気づきにくく、便が硬くなりがちです。
②便意を我慢しがちな状況
寒い場所や外出先ではトイレに行くことを避けがちになり、知らず知らずのうちに便意を我慢することが増えます。
その結果、直腸での刺激が鈍くなり、便秘を引き起こしやすくなります。
③自律神経の乱れ
室内外の温度差が大きい冬は自律神経が乱れやすく、腸の運動が低下して便通リズムが崩れる原因になります。
④生活習慣の乱れ
年末年始のイベントや夜更かし、食生活の乱れが、腸内環境に負担をかけて便秘を引き起こしやすくなります。
◎冬の便秘解消法◎
A)水分をしっかり摂る
水分摂取は便秘解消の基本です。
1日2リットルを目安に、こまめに摂取するよう心がけましょう。
カフェインやアルコールは利尿作用があるため、水や麦茶で補うのが理想的です。
B)腸を温める
温かい飲み物やスープ、ゆっくり湯船に浸かることで体を温めましょう。
腸が冷えると動きが悪くなるため、身体を冷やさず常に温めることが便通には効果的です。
C)適度な運動
運動で体温を上げ、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促しましょう。
軽いウォーキングやストレッチでも十分効果があります。
D)便秘薬の活用
酸化マグネシウム系の便秘薬は、水分を引き寄せて便を柔らかくする作用があり、自然な排便を促します。
慢性便秘を引き起こしてしまう便秘薬もありますので、薬の服用については自己判断をせず、必ず専門医の診断をうけて指示に従うようにしましょう。
薬に頼りすぎず、生活習慣の見直しと併用することが重要です!
◎冬におすすめの便秘解消食材◎
冬は便秘対策にもぴったりな旬の食材が多くあります。
生姜:体を温め、血行を促進します。スープやドリンクに加えて腸をサポートしましょう。
かぼちゃ:食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのに役立ちます。
ごぼう・キノコ類:水溶性、不溶性の食物繊維を多く含んでいるため、鍋料理や煮物にして摂取すると効果的です。
◎まとめ◎
冬は便秘になりやすい季節ですが、水分補給や体を温める工夫、食生活の見直しで、快適な腸内環境を保つことができます。
旬の食材を活かしながら、便秘を予防・改善し、腸の健康をサポートしましょう。
当院では、寒い時期も、快適な日常を過ごせるようサポートしてまいります。
ぜひご活用ください。
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