消化器内科を
受診する人はどんな人?
消化器内科を受診する人は、以下のような症状がある人が多いです。
- 胃の症状:胃痛、胸やけ、胃もたれ、吐き気、嘔吐
- 腸の症状:下痢、便秘、腹痛、血便、お腹の張り
- その他:体重減少、食欲不振
これらの症状が続く場合や、改善が見られない場合は、消化器内科の受診を検討しましょう。 特に、血便や激しい腹痛、体重の急な減少などがある場合は、すぐに消化器内科を受診する必要があります。
受診の前にやるべきこと
~体調調整~
食事について
- 前日の食事は消化の良いものを心がけましょう。 脂肪分の多いものや、刺激物は避け、胃腸に負担をかけないようにしましょう。消化の良いものとしては、おかゆ、うどん、豆腐、白身魚などが挙げられます。よく噛んで食べることも、消化を助ける上で大切です。
- 受診当日の朝食は、基本的には食べないように指示される場合が多いです。 これは、胃カメラ検査などの際に、食べ物が残っていると検査が正確に行えないためです。ただし、低血糖などの症状がある場合は、医師に相談しましょう。飲み物についても、検査前に制限がある場合があるので、事前に確認しておきましょう。
- 水分は適度に摂りましょう。 脱水症状にならないように、水やお茶などをこまめに飲みましょう。 ただし、検査によっては水分摂取も制限される場合があるので、事前に確認しておきましょう。特に、大腸カメラ検査の場合は、腸内をきれいにするために、検査前に下剤を服用することがあります。この場合、水分摂取を制限されることがあります。
服薬について
- 現在服用している薬がある場合は、必ず医師に伝えましょう。 処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントなども伝える必要があります。薬によっては、検査結果に影響を与える可能性があります。例えば、血液をサラサラにする薬を服用している場合は、内視鏡検査の際に、出血のリスクが高くなることがあります。また、サプリメントの中には、特定の成分が含まれているものがあり、検査結果に影響を与える可能性があります。
その他
- 睡眠をしっかりとって、体調を整えておきましょう。 検査や診察を受けるにあたって、リラックスした状態であることが大切です。睡眠不足や疲労がたまっていると、検査や診察の結果に影響が出る可能性があります。また、リラックスすることで、検査中の痛みや不快感を軽減することができます。
- 服装は、締め付けの少ない楽なものを選びましょう。 特に、腹部を圧迫するような服装は避けましょう。検査や診察の際に、お腹周りを締め付ける服装をしていると、苦しくなったり、検査に支障が出たりすることがあります。ゆったりとした服装で、リラックスして受診しましょう。
消化器内科受診の前に
やるべきこと~確認事項~
- 保険証: 必ず持参しましょう。医療機関を受診する際には、保険証の提示が必須です。保険証がない場合は、全額自己負担となる可能性があります。
- 診察券: 他の医療機関にかかっている場合は、持参しましょう。他の医療機関で過去に受診したことがある場合、その時の検査データや治療内容が参考になることがあります。診察券を持参することで、医師があなたの病状をより正確に把握することができます。
- 紹介状: 他の医療機関からの紹介状がある場合は、持参しましょう。紹介状がある場合は、優先的に診察してもらえる場合があります。また、紹介状の内容によっては、検査が省略されることもあります。
- web問診: 事前に入力をしておく必要がある場合が多いです。医療機関のウェブサイトから入力できることが多いので、確認しておきましょう。問診票には、あなたの症状や既往歴、アレルギーなどの情報が記載されています。事前に記入しておくことで、受付がスムーズになります。
消化器内科受診の前に
やるべきこと~持ち物~
【必須】
- 保険証
- 診察券 (該当する場合)
- 紹介状 (該当する場合)
【任意】
- タオル:検査によっては、汗をかいたり、ジェルを使用したりすることがあります。
- マスク:院内感染予防のため、着用しておきましょう。
- 筆記用具:メモを取りたい場合などに便利です。
- お薬手帳:服用している薬を記録している場合は、持参しましょう。
- 健康手帳:健康診断の結果などを記録している場合は、持参しましょう。
- 現金、クレジットカード:医療費の支払いに必要です。
受診前に、医療機関のウェブサイトや電話で確認しておくと、よりスムーズに受診することができます。